billboard.jpg

jyushoku_bar.gif

 のっけから、愚痴となります。お許しください。まあ、愚痴は老人の特権みたいなものですから、少々大目に見てください。なにしろ、正月が過ぎたと思ったら、もう3月。
2月には温暖なはずの大磯でも2回も「大雪」があって、「これで、温暖化?」と聞いてみたら、温暖化が偏西風の蛇行を大きくして、日本の関東まで寒気が押し寄せたんだそうです。なにやら、解ったようなややこしい話です。


 早いですね、時の経つのが。若いときは楽しいことがいっぱいあったというほどでもなかったんでしょうが、なんとなく、時間はゆっくりと流れていた気がします。皆さんはどうですか。

 最近、これまで使ってきたパソコンが3月一杯で使えなくなる、というのでようやく重い腰を上げて、新しいパソコンを買いました。「当分、湯豆腐だな」といったら、40年以上連れ添っている妻、というか大蔵大臣、というか征夷大将軍でもある女性が言ったものです。「あら、簡単に言わないでよ。お豆腐だって決して安く無いのよ。それに、健康にはとっても良いの」

 と、言うわけで、わが家に2台のパソコンが着きました。そんなに沢山パソコンを使うわけではないのですが、持ち運べるノート・パソコンとデスクトップ・パソコンを買ったのです。といっても正直に言えば、息子に全ての手配を頼み、それらが様々なルートから送られてきたとき、息子夫婦が乗り込んできて、ボー然としている私や妻をしかりつつ、セットアップをしてくれました。

 この間、私はいろいろと質問されても何を聞かれているのかを理解できずにしかられ、当然、何年か前に済ませておくべきユーザー登録をしないままに使用していたため、新しいソフトが入れられず、ここまでくると、あきれて怒りもせず、奮闘してくれました。

 「パソコン教室へ行くべきだ」これが息子の結論でした。最近、近所に住む小学1年生の孫が来て、ウチのパソコンをいじっていた妻のそばで眺めていたと思ったら、なななんと、一人でトランプゲームを始め、誰にも教えてもらわないのに、一人で次々に様々なゲームを始めたではありませんか。

決してほかの子供に比べて頭が良いというほどの子ではありません。しかしながら、そのパソコン・ソフトへの理解力と操作はとうてい私などは及びもつかない理解力とスピードです。うれしい反面、何か割り切れないものを感じます。

 孫に嫉妬するわけではありませんが、こうして、私たちは「取り残された世代」になってしまうのか、と前途を憂えてしまう今日この頃です。世間では、面と向かうと一言もしゃべれないような、一見、無口の若者が、パソコンのバーチャルな世界では雄弁、というか、荒々しい若者に大変身し、その世界を現実の世界で実行して残虐な手段で人を殺したり、大人たちがコントロールできない「怒れる若者」たちが登場してきているようです。

 実際に何かやらせると、何もできず、口もろくにきけないから、就職や結婚もできない、みたいですね。もっとも、バーチャルは大人も五十歩百歩で、ビットコインなる、妙な「お金」に投資して、「お金が消えてしまいました」では、なんと申し上げてよいのやら。

 一方、チョー現実的なはなしです。毎日、シリヤでは市民が無差別に殺戮されており、ウクライナにはロシアの軍隊が身分証を外して進駐してくる異常な事態が進展しています。ところが「平和の守護神」のはずの国連も五大常任理事国の利害が調整できず、何も決められず、手をこまねいて見ているだけです。

 アメリカも、最早この上軍隊を派遣するゆとりがなくなり、米国内ではオバマ大統領に対する風あたりがだいぶ強くなっているようです。こっちはこっちで大変ですね。

 せっかく、日本選手も活躍し、感動をもらったソチでの冬季五輪はテロもなく、無事終了して、その後のパラリンピックでの日本選手の活躍が伝えられているというのに、なにやらウクライナ情勢で水をかけられたようです。

 そして、あの東日本大震災から3年がたち、復興はなかなか進まず、人々の関心も薄くなっているようで、厳しい現実を見聞きするにつけ、気がもめる毎日です。次は関東、東海地方が危ないって聞いても、何かしら現実感が乏しいようで、人間の知恵の限界を見せつけられているような気さえしてしまう私です。

 今年もお彼岸が近づいてきました。今はひたすら皆さんがそれぞれの命の流れをよく考えて、幸せでいてくださるのを、祈る毎日です。

2014年 3月