billboard.jpg

jyushoku_bar.gif

  こちらはさしたる被害もなく「梅雨明け」となり、暑い毎日が続いているのですが九州の豪雨はひどかったですね。この国は少しづつ熱帯に近づいているようです。
もちろん、梅雨に雨が降らないと、米はとれないし、地域によっては夏には深刻な水不足を招きかねないことも承知しているのですが、九州の降り方は異常としか言いようがありませんでした。いったい何人の方々が亡くなれば天は満足してくれるのかと、恨み節になってしまいます。・・・・・。

  古い話で恐縮ですが、5月27日の「とらご石まつり」では昨年に続いて、多くの方々の協力をいただき、福島県、宮城県、岩手県の被災された方々に少しでも力になれれば、と支援活動を行いました。今年は福島県の名産、「喜多方ラーメン」300セットを製麺屋さんから直送してもらい販売したほか、各種陶器、手作りアクセサリー、造花セット等を無償提供いただいて即売しました。趣旨に賛同した出座僧からもまとまった寄付をいただき、当日のお賽銭全額も支援としました。総額は約27万円を「石巻救援隊」や「あしなが東日本大震災遺児救援基金」に寄付させていただくことができました。感謝感謝です。少しでもお役に立てれば、と願っております。 

 福島第一原発の事故による避難された方々だけでもいまだ17万人もいるというのにエライ人たちは財務省のエリート役人のシナリオにのって「13兆円の消費税増税大合唱」 「福祉」といいながら、公共事業の大盤振る舞い。まあ、景気好転に全く効果がないとは言いませんが、やっぱり、○○政経塾では政治家はできないのでしょうか。個人的には将来の消費税は15~20パーセントでも足りなくなると思っていますが、今は、まず、財務省にたまっている、ここ6年の使い残しの10兆円以上のお金をはき出し、各種特殊法人を半分以上は廃止し、各県にある国の出先機関を全廃か極小化してもらいたいものです。まあ、こういうはなしは専門の方々にお任せします。

 それにしても、「原発の敷地の真下に活断層があるかも」とはちょっと、いや、大変気になります。それに、想定外の故障が起こったときの対応の不備が福島でいろいろと明らかになったのですから、そうした事への対応をしっかり示してくれないと、いくら電気が足りなくとも、突如の停電で命を失う人がいるのは困りますが、「何となく」再稼働はダメでしょう。

 お坊さんも大変ですよ。「どうやって生きるべきか」だけではなく「どうやって死ぬべきか」まで、しっかり考えなければならない時代です。でも、やっぱり、難しいですね。前回、「寺とも」について書くと予告しながら、いたずらに時間ばかりがたって、もう盂蘭盆の季節が近づいてきてしまったのです。

 寺に集う友だち、「寺とも」こそ、命の尊厳を踏みにじる「孤独死」をなくす決め手、と思っているのですが、なにぶん、「寺」は死んだら行くところなんて思っている人がいるぐらいだから、やっかいですよ。坊さんがさぼっていたんでしょうね。

 最近になって、日本海溝周辺のプレートの状況が一層不安定になっていることも明らかになってきました。そして、これまで発見されていなかった、過去何回も日本の各地を襲った、とてつもなく巨大な大津波の証拠が続々と発見されています。これまでの想定を遙かに超える規模で九州から関東を、巨大な地震と津波が襲ってくる、と報道され始めたではありませんか。むかし読んだ、小松左京さんの「日本沈没」というSF小説がにわかに現実のものと思えるようになりました。鹿児島から神奈川県、東京と、日本の太平洋岸をほとんど根こそぎにするような大震災が起こるというのです。

 「東日本大震災」はよそのこと、と思っていたら、案外近い将来「こっちのこと」になってしまうかも知れませんよ。このお寺がある相模湾中央に位置する大磯町にも最大9メートルの津波が到来する可能性があるという予想マップも目にしました。「じゃあ、お寺は避難所というより、津波で破壊されてしまうかも・・・・・・・」「諸行無常」なんて気取っている場合じゃあないですね。

 なき人々の声を聞くお盆です。しっかりと聞いてみましょう。そして、ご先祖に笑われないように生きてみたいですね。

2012年 7月