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  とりあえず、新しい年のご挨拶、ということで、「本年もよろしく」
確かに正月には人並みにお屠蘇(とそ)も呑んだし、えっ、飲み過ぎたっていうの。
どうもすいませんね。 正月から怒られて、気が滅入るなア。

まっ、ともかく少しは正月気分ってやつも味あわせてもらった身としては穏やかに、にこやかに、と思ってはいたんだけれど、どうも、修行が足りないってのは悲しいもんで、つい喜怒哀楽が顔に出てしまうんですよ。


どーもいけませんね。
高校の生徒会レベルの内閣は、「小沢も切れなければ連立のはなしはなし」と自民党から言われたからなのかムキになって、小沢追い出しに必死なようです。
横浜のAPEC開催期間中、菅首相と胡錦涛主席の会見で、なななんと、菅首相は下を向いて原稿の丸読み。
日本国の顔に泥を塗る情けない有様。今頃になって、実は胡錦涛主席から強く要請があり、一端断った小沢氏は会っていたことも明らかになっているのですが、余計悔しいのかなア。小沢氏は強制起訴されることが決まっているんですから、首相は国政に全力を挙げてもらいたいものです。

 クラスの討論会ではないんだから、裏取引は困るけど、今のような参議院で与党が少数の場合、ちゃんと事前に与野党折衝して、道筋を付けなければ国会で政府与党の提出した多くの法案は可決されず、国民の生活は深いダメージをおってしまいますよ。


  そんな中、朝日新聞は「孤族(こぞく)」という連載を始めました。
NHKの「無縁社会」に対抗したのでしょうか。人は急速に一人ぼっちになりお年寄りばかりではなく、若い人までも、誰にも知られずに死んでゆく、いわゆる「孤独死」の激増が深刻です。去年、ネコは死ぬときは誰にも見られない場所を求めた、と書きましたが、元日にウチの飼い猫「ドン」が重傷を負うというハプニングがありました。幸い3時間におよぶ手術の結果、命はとりとめましたが、兄弟ネコの「ミカン」は心配して、落ち着きません。人間、いや、日本人はサルやネコよりも劣ることになってしまったのでしょうか。


  人間という動物は一人一人ではとても弱い生き物です。過去からの多くの人たちの努力の積み重ねと、今生きる人々の協力の積み重ねの中で他の動物の及ばない世界を築いて来ました。60年前の戦争に破れ、それまでのがんじがらめの家族制度から抜け出し、個人の大切さを求めたのは自然のことです。
でも、それを強く日本に迫ったアメリカ合衆国自身が、今家族、夫婦の崩壊の中で、苦しんでいるのを見るにつけ、お節介にならない親切。信頼と愛情で結びあった夫婦、家族の大切さを再発見するときではないでしょうか。


  お釈迦さまは「自分一人だけで幸せになるということはない」と言われています。一人だけ地獄から助かろうとして、天国へ伸びる蓮の糸を、「たくさんの人がぶら下がったら切れてしまう」と、自分のすぐ下で切ってしまったとたん、糸は消えてしまったというはなしはご存じですよね。
私たちはもう一度先に行った人たちへの感謝、多くの人たちの努力への感謝をじんわりと、しかし忘れずに思い続ける必要がありそうですね。


2011年1月